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プロンプト構築術

SEO記事・LP・メルマガに使えるプロンプトテンプレート15選|実例とカスタマイズ手順

まるも
14 min read

「プロンプトテンプレが欲しいけど、検索で出てくるのは抽象的すぎる」「実際に使えるものが見つからない」——そんな声を、AIコンサルの現場で何度も聞いてきました。

筆者はこれまで累計1,300万円超のAI講座を提供し、Webマーケ・美容・建築・土木など20社以上にAIコンサルを実施してきました。その中で痛感したのは、テンプレート1枚の有無が、作業効率と成果物の品質を劇的に変えるということです。

しかし同時に「テンプレートをコピペするだけ」では成果に繋がらないことも分かっています。本記事では、SEO記事・LP・メルマガで実際に使える15個のテンプレートを、「そのまま動く基本形」と「自分用にカスタマイズする手順」の両方とともに公開します。

この記事のゴール: コピペで動く出発点としてのテンプレートを手に入れたうえで、自分のブランドと用途に合わせてカスタマイズする方法を理解し、再利用可能なプロンプト資産を構築すること。

1. プロンプトテンプレを「そのまま使える」を超える方法

テンプレートは「出発点」であり、終着点ではありません。この前提を理解するだけで、テンプレートの使い方が根本から変わります。

1-1. テンプレ+カスタマイズが基本

同じテンプレートを100人が使っても、出力の品質はバラバラです。違いを生むのは「目的・読者・トーン」の3要素をどれだけ具体的に書き込めるかです。

  • ❌ 悪い使い方:「SEO記事の構成案を作ってください(以上)」
  • ⭕ 良い使い方:「〇〇業界の30代副業希望者に向けたSEO記事の構成案を、検索意図を3タイプに分類して作成してください。H2は5〜7個、各H2の下にH3を2〜3個で。」

この差が、出力の「使えるか使えないか」を分けます。テンプレートの空欄(`{KEYWORD}`などの変数部分)を埋めるだけでなく、AIへの背景情報(コンテキスト)を充実させることが最重要です。

1-2. ブランドボイス継承の仕組みを持つ

テンプレートを使い続けていると「どれも同じ文章になる」という問題が出てきます。これを解決するのが「ブランドボイス継承」の仕組みです。

自分の過去の文章を3〜5本AIに渡し、「この書き手の文体の特徴を分析してください」と指示します。その分析結果を、次のプロンプトに制約として加える——これだけで「自分が書いたみたい」という出力が生まれます。詳細な5ステップは自分の言葉でAIに書かせるプロンプト設計で解説しています。

コンサルの現場でも、このブランドボイス継承の仕組みを設計した段階で「え、これ自分が書いたみたいです」と驚かれることが多く、テンプレートと組み合わせたときの効果は絶大です。

2. SEO記事用5テンプレ

検索上位を狙うSEO記事を書くときに使う、代表的なプロンプト5パターンです。

2-1. 構成案生成プロンプト

SEO記事で最も重要な「構成設計」に使うテンプレートです。H1〜H3の階層を正しく設計することで、その後の本文生成が格段に楽になります。

[Role] あなたはAI活用メディアのSEO編集者です。
[Task] 主キーワード「{KEYWORD}」で検索意図を全網羅した構成案をH1-H2-H3階層で出力してください。
[Context] {READER_PERSONA}が読者層。LPへの誘導がゴールです。
[Constraint] 「すぐ稼げる」「簡単」等の誇張表現は使わない。実践的で信頼性の高い構成にすること。
[Output] H1×1、H2×5〜8、各H2の下にH3×2〜4

カスタマイズのポイントは {KEYWORD}{READER_PERSONA} です。ペルソナは「30代会社員、副業月10万を目指している、AIは触ったことがある」程度まで具体化するだけで出力の解像度が変わります。

2-2. リード文生成プロンプト

導入文300字を3案生成し、比較して最良を選びます。検索意図の受け止め・ゴールの明示・興味喚起という3要素が揃った導入文を安定して作れます。

[Task] 次の記事のリード文を300字で3案生成してください。
[Context] キーワード: {KEYWORD} / ターゲット: {READER_PERSONA} / 記事ゴール: {GOAL}
[Constraint] ①冒頭で読者の悩みに共感 ②この記事で得られることを明示 ③挨拶から始めない
[Output] 案A・案B・案Cの3案。各案の末尾に「強み」を1行でコメントする

2-3. 本文セクション生成プロンプト

H2セクションごとに250〜500字で本文を生成するテンプレートです。一次情報(実体験・データ・具体例)を渡す枠を必ず設けることが品質を上げるコツです。

[Task] 次のH2セクションの本文を350〜450字で書いてください。
[H2] {SECTION_TITLE}
[一次情報] {ORIGINAL_EXPERIENCE_OR_DATA}
[Constraint] ①具体的な数字か実例を必ず含める ②Before/After構造を使う ③AI丸投げ感のある曖昧表現は除く

一次情報の枠に「実際にこの手法で◯%改善した」「クライアントAさんのケース」などを書き込むと、SEOだけでなくE-E-A-Tの観点でも強い本文が生成されます。

2-4. FAQ生成プロンプト

FAQ5問をQ&A形式で生成します。FAQPageスキーマに対応させるためanswerは簡潔に、かつ検索者の追加疑問を先取りする形式を指定します。

[Task] 「{TOPIC}」に関するFAQを5問、Q&A形式で生成してください。
[Constraint] ①answerは100字以内 ②検索者が次に調べそうな疑問を優先 ③断定を避けず明確に回答する
[Output] FAQ形式(Q:〜/A:〜)で5問

2-5. メタディスクリプション生成プロンプト

120〜160字の範囲に収め、主キーワードを前半に、CTAを後半に配置するテンプレートです。

[Task] 次の記事のメタディスクリプションを120〜160字で3案生成してください。
[キーワード] {MAIN_KEYWORD}
[記事のゴール] {GOAL}
[Constraint] ①主キーワードは前半60字以内に登場 ②「解説します」で終わらず行動を促す ③数字があれば含める

3. LP用5テンプレ

LPの各セクションを生成するプロンプト5パターンです。LPはセクションごとに「役割」が明確なので、プロンプトも役割を明示することが肝心です。

3-1. キャッチコピー10案生成

ファーストビューに使うキャッチコピーは、LPのCVRを最も左右する要素です。ベネフィット×数字×緊急性の組み合わせで10案生成し、比較検討します。

[Task] 次のLP用キャッチコピーを10案、25文字以内で生成してください。
[商品/サービス] {PRODUCT}
[ターゲット] {TARGET}
[Constraint] ①ベネフィット(得られる未来)を中心に ②数字を含むものを最低3案 ③緊急性・限定性を訴えるものを最低2案

3-2. ファーストビュー本文生成

「悩み→解決→ベネフィット」の3段構造で200字以内のファーストビュー本文を作ります。

[Task] LPのファーストビュー本文を200字以内で書いてください。
[構造] ①ターゲットの悩みに共感する1文(50字以内) ②本サービスがその悩みを解決することを示す1文 ③得られるベネフィットを具体的に示す1文
[ターゲット悩み] {PAIN_POINT}
[解決策] {SOLUTION}

3-3. 想定読者の声(サンプル)生成 ※架空表記必須

架空の想定読者の声をLPに掲載する場合のテンプレートです。実在する声ではないことを必ずLPに明記する義務があります。

[Task] 次のサービスを使った想定読者の声を3件、各100字で生成してください。
[注意] これは架空の声です。LPに掲載する際は「イメージ」「想定の声」と明記すること。
[ターゲット属性] {PERSONA_ATTRIBUTES}
[サービス成果] {EXPECTED_OUTCOME}

3-4. LP用FAQ5問生成

「価格・解約・効果・信頼性・限定性」の5軸をカバーするFAQです。購入ハードルを下げるための疑問を先出しすることがCVRを高めます。

[Task] 次のLPで想定される疑問をFAQ5問生成してください。
[カバーする軸] 価格、解約・返金、効果・期間、信頼性、限定性・締め切り
[Constraint] 各answerは2〜3文で明確に回答。懸念を払拭する形式で。

3-5. 最終CTA文言生成

5パターンのCTA文言を「緊急性・損失回避・社会的証明」の軸で生成します。

[Task] 次のLPの最終CTAボタン文言を5パターン生成してください。
[軸別指定] ①緊急性(期限・残数) ②損失回避(やらない場合のデメリット) ③社会的証明(◯◯人が受講中) ④ベネフィット強調 ⑤シンプル行動訴求
[文字数] 各15〜25字

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4. メルマガ用5テンプレ

メルマガは「読んでもらえるか」の勝負です。件名から本文・CTAまで、各パーツを確実に設計するテンプレートを5つ用意しました。

4-1. 件名10案生成

件名は35文字以内が鉄則で、開封率を左右する最重要パーツです。AIに開封率予測(高/中/低)を自己評価させることで、選択の基準が明確になります。

[Task] 次のメルマガ件名を10案、35文字以内で生成してください。
[テーマ] {TOPIC}
[ターゲット] {SUBSCRIBER_PERSONA}
[Constraint] ①好奇心・数字・緊急性の3軸で各3案以上 ②各案に開封率予測(高/中/低)を付記 ③「重要」「必読」等の陳腐な煽りは避ける

4-2. リード文(本文冒頭)生成

読者の状況に共感する100字のリード文です。「あなたのことを分かっている」感が開封後の読了率を上げます。

[Task] メルマガのリード文を100字で3案書いてください。
[読者の状況] {READER_SITUATION}
[Constraint] ①読者の感情を言語化する共感から入る ②「あなた」を主語にする ③第三者への報告調にならない

4-3. 本文セクション生成(3パート構成)

「問題提起→解決策提示→行動誘導」の3パート、各300〜500字で生成します。

[Task] 次のテーマでメルマガ本文を3パート構成で書いてください。
[テーマ] {TOPIC}
[パート1: 問題提起] 読者が感じている課題を具体化する(300字)
[パート2: 解決策提示] AIを活用した実践的な解決策を示す(400字)
[パート3: 行動誘導] 次のアクション(LP誘導/返信)を明確に促す(200字)
[Constraint] 読み飛ばしを防ぐため、各パートの冒頭に「問い」を1つ入れる

4-4. CTA文言生成

メルマガ末尾のCTA文言です。ステップメールでは段階(信頼構築中/購買促進)によって文言を変えることが重要です。

[Task] メルマガCTAを3パターン生成してください。
[段階] {STAGE: 信頼構築中 / 購買促進 / 限定オファー}
[Constraint] ①読者の次のアクションを1つだけ指定 ②リンクの直前に行動理由を1文添える ③押しつけがましくない自然な誘導

4-5. ステップメール設計

新規登録者向け7日間ステップメールの全体設計テンプレートです。各メールの目的とCTAを一括設計します。

[Task] 新規登録者向け7日間ステップメールの設計を作成してください。
[サービス] {SERVICE}
[最終ゴール] {FINAL_CTA(例: LP購入/無料相談予約)}
[Output] 7通分の「送信タイミング・件名(案)・本文の目的・CTA」を表形式で
[Constraint] Day1〜3は信頼構築優先、Day4〜5は価値提供、Day6〜7は行動促進の流れで設計する

5. テンプレを自分用に進化させる管理術

テンプレートは使い続けるほど精度が上がります。コンサル現場で効果の高かった管理手法を4つ紹介します。

5-1. Notion DBで一元管理する

テンプレートを「用途・対象媒体・バージョン・成果メモ」で分類してNotion DBに集約します。チームや外注メンバーがいる場合は、ここから参照・使用できる状態にしておくと教育コストが大幅に下がります。

5-2. バージョン管理で改善履歴を残す

v1→v2→v3と改善履歴を残します。「このテンプレをv1→v2に変えたとき、出力の精度が上がった/下がった」という記録が、次の改善サイクルを加速させます。

5-3. A/Bテストで効果を検証する

同じ目的で2パターンのテンプレートを作り、実際の成果(CVR・開封率・記事の滞在時間等)で比較検証します。感覚ではなく数値で最良のテンプレートを特定できます。

5-4. 成功テンプレをSOPとして外注に継承する

筆者がAI講座で蓄積した知見の核は、「成功したプロンプトを標準手順書(SOP)化し、外注メンバーやコンサルクライアントへ展開できる形にしておくこと」です。プロンプトが属人化している限り、規模は広がりません。テンプレ化=資産化、という思想が副業から事業へのステップアップを可能にします。

プロンプト資産化が1,300万円を生んだ背景

筆者がAI講座で累計1,300万円超を達成できた背景には、「プロンプトをテンプレート・SOPとして資産化し、受講者が再利用できる形で提供する」仕組みがありました。

講座コンテンツを作るときも、プロンプト改善の知見を蓄積するときも、常に「これを外の人が再現するにはどうすればいいか」という視点でテンプレを設計してきました。単発のプロンプトを「資産」に変えるのは、このSOP化の思想です。フルテンプレ集(PDF版)はメルマガ登録者限定でお届けしています。

6. よくある質問 (FAQ)

Q1. テンプレをコピペするだけでも成果は出る?

出発点としては機能しますが、「目的・読者・トーン」を自分用に置き換えるカスタマイズが必須です。コピペのまま出力しても、平均的な結果しか返ってきません。本記事の各テンプレの変数部分( `{KEYWORD}`等)を自分のケースに書き換えることを最初の一歩にしてください。

Q2. ブランドボイスをテンプレに組み込む方法は?

自分の過去文章3〜5本をFew-Shotとして渡すのが最も効果的です。「この書き手の文体の特徴を10点で分析してください」と依頼し、その分析をConstraintに追加します。詳細な5ステップは自分の言葉でAIに書かせるプロンプト設計にまとめています。

Q3. テンプレを使い続けると出力が似てくる問題をどう解決する?

バージョン管理(5-2)とA/Bテスト(5-3)の習慣で解決できます。3ヶ月に1度は「このテンプレより良い指示はないか」を意識的に見直し、改善を記録することが重要です。プロンプトは一度作ったら終わりではなく、継続的に育てるものです。

7. 次に読むべき記事

テンプレートの土台が固まったら、プロンプト設計の理論とブランドボイスの深化へ進みましょう。

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